30年ぐらい前からDTMの走りの8トラックオープンデッキを使って録音していました。
その名残で今でもテープレコーダー感覚でVegas(これも古いヴァージョンでなんと5.0です、これはWinXPでしか走らない)で
Voと生ギターなど生楽器を録音しています。
マイクはゼンハイザーMD441(これってダイナミックだけど10万以上する優れ物)とコンデンサーMicは今回は真空管のRODE K2。
この二つを使用しました。
Micプリアンプは真空管のUNIVERSAL AUDIO LA610です。真空管は第二次世界大戦中のアメリカ軍のデットストックが使われています。
温かい音もさることながら、高域の繊細さが思いの外ありますね。
それらをマッキーのアナログミキサーからインターフェースのRME Fireface UCを通してVegasに録音します。
MIDI関係はデジタルパフォーマーDP(これも古いヴァージョンのDP7苦笑ーiMacでosは古いまま)で作り上げてVegasと同期させて生楽器同様に外部MIDI音源もVegasに録音していきます。
それらをVegas上で切り張りしながらミックスさせてそれぞれのトラックをレンダリングしてWavファイルにしてそれをUSBメモリーを介してStudioOne4(MacBookProでos最新)に取り込んで再度ミックスとマスタリングとCDマスター用にDDPファイルにしてプレスメーカーさんに送ります。
本来なら(若くて覚えがよければ)全てをStudioOne4でできるはずですがまだまだ使いこなせない、老眼で見にくいから、もう出来ることしかしません。
という訳でアナログテープレコーダー感覚の古いVegasが手放せません。
それとDP7での外部MIDI楽器のデーター作りもパフォーマー3.61時代からの慣れで手放せません。
唯一StudioOneが新しいのですが扱う楽曲が懐かしい部類の80年代風なのでこのままCDになっています。
モニターSPはMACKIEのパワードレコーディングモニター824mak2です。これは重たくて乗せるのに苦労しましたが音は良いです。
内蔵されているプラグイン音源は信用していなくて使ったことが皆無。
古い人間だと笑われるけれど
音声信号はアナログ回路通ったほうが
真っ当だと今でも信じてます。
Aを432Hzでチューニングした音源で作り上げた「きくち寛・全集Part12」の制作がやっと終わりました。