作詞と作曲の時間がかかりすぎている

ここ何十日もかけて二曲の新曲を書いた。

 

今まで以上に時間がかかりすぎているかな。

 

細部まで目を通して

校正して何度も何度も作り変えている。

 

無駄にした詞やメロが増えて

 

もったいないのだが

 

仕方が無い。

 

瞬時に出来る曲もあるが

 

今回のように時間をかけて作る歌の方が多い。

 

歌を書くことは

苦しみでもあり

楽しみでもある。

 

楽器が弾けて歌える人は多い。

 

曲を作る人もいる。

 

詞を書く人もいる。

 

完成度を高めようとする人もいる。

 

パフォーマンスにかける人もいる。

 

自分の書いた歌が

 

いか程の価値があるのかはわからない。

 

人もその歌に対しての好き嫌いがある。

 

一応なんでも批評を下す人もいる。

 

様々な人と関わる世界に生きている以上は

 

外のことは聞き流すつもりでいる。

 

どれほどの努力をかけて作っているかは

 

本人以外は解らないのだから。

 

 

まだ指がコードを無意識に押さえる事が出来るし

 

まだメロが出てくるし

 

作った歌を覚えることも出来ている。

 

まだ長旅も可能だし

 

声も出る。

 

 

誰も知らない命の躍動が残っている。

 

歌を書くという衝動がある。

 

ステージで歌いきる衝動がある。

 

一本のタイトロープを

 

プロは渡って行く

 

逃げ出さない。

 

二時間半でもオリジナルの歌で

 

ステージを務める。

 

逃げ出さない。

 

誰にも理解できない力が残っている。

 

 

まだやっていけると思っている。