良心の呵責

2012.2.1

 

非通知の電話番号でかかってきた電話に出ると

 

相手は若者で、ひと言声を聴かせると、すぐさま切れた。

 

 

ピンと来た!

 

 

振り込め詐欺が相も変わらず行われているので

 

非通知はほとんどがそんな類いの電話かと思う。

 

 

若者がアルバイト感覚で

 

振り込め詐欺の電話係をしているようだ。

 

 

良心の呵責を持ち合わせていないようだ。

 

 

いつ頃からこんな日本になってしまったのか?

 

若い頃は正義感に燃えていたものなんだが

 

今の時代は犯罪に平常心で関わっている者が多いようだ。

 

 

学校生活の中でも自分だけ良ければいいというような

 

和を重んじない教育がなされているのかもしれない。

 

家庭の中は見せない心の姿勢で育っている若者が多いのか。

 

 

 

「悪いことをするより、良いことをする方が

 

勇気のいる時代になってしまった」

 

 

 

日本の心は「恥の文化」から育まれてきた良心であった。

 

今、それが消えかけている。

 

 

このままでは

 

「愛」も「慈しみ」も「和」も「信」も「義」も

 

「仁」も知らずに育ってしまう子供が増える。

 

 

少なくとも

 

「良心の呵責」を感じられる人間でいて欲しい。

 

 

もともと持って生まれてきている心なんだから。